以前、他院で診てもらっていたそうですが『この腫瘍はまだ小さいので様子を見ましょう。』と言われ、様子を見ていたそうです。その後、しばらくして急に大きくなってきたので当院に来院されました。
腫瘍はとても大きく、腹部の横幅と同じくらいの大きさになっていました。15歳という高齢で、さらにひどく貧血していたので、チョコちゃんも弱っていました。
手術の前日にお預かりして輸血をし、手術に挑みました。
腫瘍の浸潤はひどく、腹膜にも達していたので、腹筋の一部も一緒に切除することになりました。
全身状態が悪く、リスクの高い状況での手術でしたが、術後の経過は良好で、すごくご飯も食べるようになり、元気に退院されました。
良かったね♥ おめでとう!
他院からの紹介で、『大型犬3頭の中に、走って行って咬まれ、物凄く出血している。』と、来院されました。
動脈性の出血で簡単には止まりそうでは無く、緊急手術となりました。内太腿の傷は、切開確認して、内側大腿動脈の分枝とみられる動脈からの大量の出血でしたが、無事に止血できました。
背中の傷は15㎝ほど、穴が開き、皮膚と筋肉は分離していました。これも形どおり終わりました。
出血がひどかったですが何とか輸血せずに、入院で様子をみることになりましたが、日に日に良くなってまだ少し貧血はありましたが、元気に退院されました。
良かったね♥ おめでとう!
他院より、『バリウム造影検査において、食道に何か詰まっているので、内視鏡検査をお願いしたい。』と紹介されました。
当院におけるレントゲン検査で、胸水を認め、胸腔内の腫瘍が疑われましたが、食道内にもバリウムがはっきり残っているため、飼い主様の希望により内視鏡検査を行いました。
内視鏡検査では異物は認めず、食道が胸腔側から圧迫を受け、狭くなっていました。
細胞診断検査において悪性リンパ腫と診断されました。胸腔内のリンパ節の腫瘍化により食道が圧迫され、飲食物の不通過が症状を引き起こしていたものと考えられます。
今のところ抗癌剤を使わない内科治療での改善を希望されています。
頑張ってください!
14歳のT.ソルトちゃんは、最初に受診した病院では、『ひどい会陰ヘルニアで、治療は無理です。』と言われ、次に別の病院にいかれましたが、同様に『治療は難しいので、大阪にある二次診療病院を紹介します。』と言われて受診されました。
その病院で『大掛かりな手術になる。』と言われ、セカンドオピニオンとして当院を受診されました。
当院では、体にあまり負担のかからない方法での手術をし、元気に退院されました。
良かったね♥ おめでとう!
重度の子宮蓄膿症のため、最初の病院で治療をうけていたそうですが、『これ以上の治療は無理です。』と言われ、当院に行くようにようにと勧められて、当院を受診されました。
ひどい貧血を伴う重度の子宮蓄膿症でしたので、内科治療と輸血をおこない、手術しました。
ひどく弱っていたので、回復するのに少し時間はかかりましたが、元気になりました。
良かったね♥ おめでとう!