3日前から呼吸が乱れ、痙攣、痛みの症状が認められたため近医を受診したところ、血栓塞栓症が疑われ、当院での治療を希望のため来院されました。
来院時も開口呼吸を呈しており、血栓塞栓に伴う疼痛を示していました。また両後肢不全麻痺が生じ、熱感もありませんでした。早急に酸素室での状態の安定を図り、レントゲン検査、血液ガス検査等を行ったのち、静脈からの血栓溶解薬の持続点滴により一命をとりとめました。
入院当初は食欲もなく経鼻カテーテルからの強制給餌で生命維持を行っていましたが、今では自分からご飯を口にするほど容態も安定し通院しています。
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前腕にできたメラノーマの摘出手術の後、飼い主さんの希望によりソラちゃんの血液のリンパ球を大量に増やして血中に戻す、リンパ球活性化療法を行いました。
経過を見ていますが再発はみられていません。
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元気、食欲がなく、嘔吐し呼吸も荒いため診察に来られました。
全身的に精査しましたが、左副腎に腫瘍ができていることが分かり褐色細胞腫も疑われました。手術を行う前にCT検査で詳しい状態を調べてから左副腎摘出の手術を行いました。副腎腫瘍摘出手術は他の手術に比べると周術期の死亡率が高いことが報告されていますが、術後は嘔吐もおさまり食欲も回復し、よく動き回るようになり、元気に退院されました。
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便が出にくいということで来院されました。触診で臀部の右側の筋肉が薄くなってきていて会陰ヘルニアになっていると分かりました。
CT検査で詳しく調べた後、会陰ヘルニアと去勢手術を行いました。
入院治療を行い、出にくかった便が出るようになってきたため退院されました。
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元気がなくなり食欲不振もあり、二軒の病院で受診しエコー検査と血液検査も受け、治療してもらっていましたが原因がはっきりせず、一か月以上たっても良くならず、どんどん体調が悪くなってきたので、セカンドオピニオンで来院されました。
来られた時は診察室でぐったり伏せていて、体温も平熱の2度以上も下がって冷たくなっており、非常に危険な状態でした。各種検査の結果、子宮蓄膿症と判断されました。血液検査の結果も非常に悪かったため、ロールちゃんの体調を少しでも回復させるための治療を集中して施してからの手術となりました。危篤状態なので手術モニター、繊細な麻酔管理等、生命の維持に細心の注意をはらい、手術を終えました。
瀕死の状態だったため病状の回復、検査結果の改善は普通の子より時間はかかりましたが、徐々に元気が出てきたため退院されました。
本日も診察に来られましたが食欲も出て体調も落ち着いているそうです。
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