外耳炎は多数の犬、猫でみられ、再発・慢性化するものが多く一般に普及している耳鏡では、詳しく耳道を確認し、鼓膜周囲を精査するのは難しいのが定説となっています。また、鼓膜付近の貯留物を除去するのは非常に困難ですが、、最新のオトスコープ(内視鏡)では、直視下で鼓膜周囲の貯留物の除去、洗浄、清掃することで、治癒、改善が見られております。
(症状によっては、治療は午前中にお預かりして午後にお迎えとなります。)
●従来の耳鏡に比べ、拡大された画面での正確な診断治療が可能
●画像をモニターに映し出すことも可能
●鼓膜の精査と治療が可能
●半導体レーザーを使い耳道内の腫瘤の蒸散が出来る
●鉗子を使い生検及び異物を取り出す事が出来る
●耳道内の洗浄、吸引が的確に行える
汚れがなく、鼓膜までしっかり確認できます。
汚れていても、洗浄をすることで、きれいになります。
正常な時は、鼓膜まできれいに見える。
汚れがついてしまっている状態。
汚れが取れ、奥まできれいに確認できる。
耳の中が汚れている状態。症状としては、かゆみや炎症を伴うことで、痛みや腫れ、潰瘍を発生するケースもあります。
原因は様々で、検査で原因をつきとめ、洗浄、異物除去、外用薬、内服薬で治療していきます。
外耳道に耳垢がたまっている状態。
耳垢が鼓膜付近から生えた毛に絡まっている状態。
炎症が起きて、外耳道が腫れてしまっている状態。
外耳道内の出来物。腫瘤。悪性の場合、神経や脳に影響する可能性があります。
良性か悪性かは、出来物を取って組織検査をして調べます。
当院では、半導体レーザーを使って切除・蒸散することができます。