保護施設から譲り受けた五歳のマルチーズの両目の下に保護した時から傷があり、膿んでいたので他院で治療を受けていましたが良くならず、来院されました。
歯科レントゲン検査で異常が見られたので詳しく確認するため、CT検査も行いました、歯の根尖部に細菌感染が広がり、歯槽骨が溶け膿瘍が形成されて眼の下に穴が開いていました。
根尖膿瘍の治療として原因となる歯を抜歯し、歯茎を切開して深い歯周ポケット内の病変を取り除くフラップ手術も二か所行いました。
長期の感染があったため通常より日にちはかかりましたが、良くなりました。
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肛門付近が大きく腫れていると、来院されました。
膀胱が会陰部にはまりこんでいる会陰ヘルニアの状態で、尿が出なくなり、会陰部が腫れていました。会陰ヘルニアは、犬では一般的な病気ですが、猫では珍しい病気です。
手術前検査で腎機能が低下していると分かり、状態も悪かったのでCT検査もしました。胸とお腹にも水が溜まっていることが判明したため、出なくなった尿の抜去と共に心臓と腎臓の治療もすることになりました。貧血も進んでいたため輸血を行い、会陰ヘルニアの整復手術に臨みました。
手術と入院治療を頑張り、自力で排尿できるようになり退院されました。
現在は元気で食欲もあり、排尿もできているとの事です。
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生後7か月の時に去勢手術の相談に来院されました。
精巣は通常、生後6ヵ月齢くらいまでに腹腔内から陰嚢に下りてくるのですが、茶々ちゃんは精巣が両側とも降りてきていませんでした。
一か月後に再度精巣が下りてきているか診察し、降りてきていなければCT検査をした上で去勢手術を行うことになりました。
一か月後の診察時も変わりがなかったので、CT検査で精巣の位置を確認してから、開腹しての去勢手術となりました。
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ご飯を食べなくなり元気もなく、よく吐くようになったため来院されました。
診察では黄疸が見られ、血液検査の数値からは高い炎症反応を確認できたため、エコー検査を行い、胆管閉塞の疑いがあることが判明しました。
後日CT検査で詳しく調べるまで、内服を飲んで通院してもらうことになりましたが、お薬を口から出してしまい食欲元気もないままなので、入院治療をしてからCT検査をすることになりました。
CT検査で胆石の詰まっている位置を確認し、胆管を切開して胆石を摘出する手術を行いました。術後は黄疸もなくなり、食欲も徐々に出てきてご飯を食べるようになったため退院されました。
退院後はお家で元気に過ごしているそうです。
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2~3カ月前からおしっこの最後の方は血尿になっているとのことで、CT検査を希望され来院されました。
CT検査を行なったところ、膀胱内にポリープができていることが分かり、ポリープの一部を切り取り病理検査に出しました。病理検査でポリープは良性のものが疑われましたが血尿が続くので、後日膀胱ポリープの切除手術を行いました。
退院後は血尿もなく、元気だそうです。
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