急にひどい嘔吐をし、元気、食欲がなくなったと来院されました。血液検査をすると、肝臓の数値がかなり高値になっており、 エコー検査・CT検査によって胆嚢粘液嚢腫と、肝臓にも結節病変があることがわかりました。
胆嚢粘液嚢腫とは、何らかの原因で胆嚢の中にゼリー状の粘液物質が貯留してしまった状態をいい、胆汁の分泌を阻害するため種々の消化器症状を引き起こし、進行すると黄疸や胆嚢破裂による腹膜炎など死亡に至る可能性があるため、胆嚢粘液嚢腫摘出術と、肝臓部分切除術を行いましたが元気になって退院されました。
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後ろ足が麻痺して立たなくなり、かかりつけの病院で診てもらったところ椎間板ヘルニアと診断され、CT検査をしてもらうようにと勧められ、当院に来院されました。
脊髄造影CT検査により、椎間板ヘルニアによる脊髄の圧迫を確認できたため、片側椎弓切除術(脊髄の圧迫 を解除する手術)を行いました。
術後入院中は注射・点滴治療と併せリハビリ治療を行いました。徐々に後肢を動かす素振りを見せ始め、退院されました。
現在は元気に後肢も使って走り回ることが出来ています。
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以前より心臓病で通院されていたアンディちゃんですが、急に咳と呼吸困難で立てなくなったと来院されました。
心電図検査に加えレントゲン検査で胸の状態を確認したところ肺水腫を起こしていました。ICUの酸素室に入院してもらい、注射と投薬治療を行いました。呼吸が落ち着いてきたため退院されました。
現在は食欲、元気もあり、調子よく過ごされているそうです。引き続き内服薬で治療を続けてもらっています。
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ご近所の飼い犬に口元を噛まれて腫れて出血していると来院されました。
ミルクちゃんの上唇の一部が大きく欠損し、酷く損傷していたので、損傷している組織を整えて形成手術を行いました、後に傷の一部の癒合不全がみられましたが無事に治癒しました。
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以前より頻尿で診察を受けておられ、レントゲンで膀胱結石がたくさん見つかっていました。療法食で様子をみられていましたが改善せず、再度レントゲンで確認すると膀胱だけでなく尿管にも結石が見られました。
詳しくCTで尿管と膀胱内の結石の状態を調べ、尿管は細いため髪の毛より細い糸を使って、手術用顕微鏡下での尿管結石摘出と膀胱結石摘出手術を行いました。
術後、尿の色もよくなり、元気に退院されました。
抜糸に来られた際のお話では、頻尿はなくなり1回でしっかりおしっこを出せるになり、歩行も軽快になったとのことです。
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